第11番 帰命山 延命寺
うまれきて としのなきこそ ものうけれ たのむほとけの 慈悲にのびゆく

本尊 聖観世音菩薩

平成24年5月28日参拝

鎌倉駅から若宮大路を南に向かい、大町通りを東へ、横須賀線の踏み切りの手前の右側に11番延命寺がある。 ここの謂れが面白い。「北条時頼の夫人が双六に負けて衣服を脱ぐことになったとき、地蔵菩薩を念じたら、夫人の前に身代わりに地蔵菩薩があらわれたのが地蔵菩薩でこの像は始めから裸であった。 
このため、身替、裸、前出地蔵等とよばれた。

北条時頼夫人ゆかりの寺。
本尊の阿弥陀如来は「木あまりの像」とか「日あまりの像」といわれる。 余った木で造られた(木余り)、予定より早くできた(日余り)

入り口の寺名塔

本堂
当寺は、鎌倉地蔵23番でもある。 住所:鎌倉市材木座1-1-3
納経:同寺